×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
彼とキスをした
誰にでも忘れられない人ってのはいるだろう
僕の場合・・・彼がそうだった
部屋で一人、想う事は君のコト―
僕が入院していた病室の窓辺には何時も花が飾られていた
彼が用意してくれた
それは一輪の赤い薔薇だった
何時も無表情で笑いかけてくれる事は無かった
話した事もない
その機能は彼には無かった
でも、惹かれた
どうしようもないくらいに愛おしくなった
部屋に来る度、声を掛けようか迷っていた
振り向いてくれない事は理解していた積もりだし・・・・叶わないと・・・
そこまで考えて回想を止めた
今は退院して自宅に戻ってきている
また泣きそうになりぼぅっとする頭をゆり動かし現実へと目を向ける
僕が手に入れた・・・僕の手元に残った彼の情報は製造会社の名前と型番だけだ。
ピンポーン
ベルの音がする
“届いた”のだ
新機能が色々と追加された廃棄処分された彼とは違う同じ顔をした彼が・・・
僕はまたキスをするだろう
新しい型番の彼と一生終わらない片思いを何度でもするだろう。
END
突発BLです
忘れられないキスとやらをしたのは退院する日です。
もちろん僕くんからなワケですが。
通常はキスが出来る程近くへの侵入は拒絶する用プログラムされてるんです。
医療従事用介護ロボット的な彼くんなので。
でも僕くんがキスしても危険信号も何も出なかったのです。
プログラマは彼くんのメンテナンス中にその誤作動を見つけました。
上司に報告後、新シリーズの正規投入の為に”故障の例”として病院側に伝えられました。
僕くんが、どうしてももう一度逢いたくて病院に行った時には彼は処分されてました。
僕くんは色々な手を使って彼くんに付いて調べました。
そして今に至ると行った話しです。
この後の話は読みたい方がいれば書くかも・・・ww
また書きたくなったら書くですww
でわ。
書いた人:影
忘れられないキスとやらをしたのは退院する日です。
もちろん僕くんからなワケですが。
通常はキスが出来る程近くへの侵入は拒絶する用プログラムされてるんです。
医療従事用介護ロボット的な彼くんなので。
でも僕くんがキスしても危険信号も何も出なかったのです。
プログラマは彼くんのメンテナンス中にその誤作動を見つけました。
上司に報告後、新シリーズの正規投入の為に”故障の例”として病院側に伝えられました。
僕くんが、どうしてももう一度逢いたくて病院に行った時には彼は処分されてました。
僕くんは色々な手を使って彼くんに付いて調べました。
そして今に至ると行った話しです。
この後の話は読みたい方がいれば書くかも・・・ww
また書きたくなったら書くですww
でわ。
書いた人:影
PR
ラリコハイにコメントする